再生を模索するビッグ・ビジネス
「・・・ラルフ・ネーダー?そりゃいったいだれ?
・・・なに小型車?アメリカ人はね、小型車は好きじゃないんだ・・・。
・・・GMがトヨタと一緒にアメリカで車をつくるって?まったくなんてばかげたこと考えるのさ。
じゃあいうが、連中がつくったとしても、いったいだれがその車買うんだい?・・・
・・・輸入車だって?そういえばおかしな格好をしたフォルクスワーゲンが何台かちょろちょろしているし、一部の連中がイギリス製スポーツカーにとりつかれているね。
だが問題じゃないよ。
日本からの将来の脅威だって?あんた何ふざけてるの・・・。」
・・・しかし、1985年4月に、GMとトヨタの合弁会社NUMMIの工場開所式がカリフォルニア州のブリーモントで行われたとき、もはやアメリカ人は誰一人、この事実を不思議に思うものはいなかったでしょう。