アメリカ経済の悪化 2
アメリカは戦後1960年代のはじめまでは、軍事力でも経済力でも世界で不動の優位を保ってきましたし、政府はもちろん、国民までそう思いこんできました。
・・・しかし、そうした絶対的信念が足もとから崩れはじめたのです。
脅威はソ連のみと思いこんでいたアメリカに対し、鋭く迫ってきたのが貿易立国の日本であって、これに対し、アメリカは依然として軍事力と経済力をともに維持できると考え、
「国内経済は世界からは独立した自主性を持っているという幻想」
・・・から目覚めることができませんでした。
さて、アメリカの自動車業界誌の一つである『オートモティブ・ニュース』は、GMの創立75周年記念に特集号(1983年9月16日)を出しています。
その中でアルフレッド・P・スローンが引退した1956年当時に立ちかえって、今日のGMの変化について、おもしろく書いています。