世界の通信需要 2
NTTが設立した国際子会社は、事業法でいう特別第ニ種に分類されます。
第ニ種事業というのは、通信事業を手掛けながら、自分では通信設備を所有せず、他社から借りてサービスを提供する会社のことを指します。
第ニ種はさらに一般と特別に分かれ、特別第ニ種には規模の大きい事業会社が入ります。
第ニ種事業は第一種と違って事業を始めるに当たって、当局への認可申請が不要で、届け出だけで事業ができます。
・・・ただ、特別第ニ種は届け出よりやや厳しい登録が必要になります。
登録と届け出でどう違うのか、その法的手続きに問題はなしとしないですが・・・
NTTが海外進出するに当たって、競争相手から事前審査のような意見聴取が行なわれるのは、NTT自身が巨大であり、巨大企業が国際市場に新規参入する場合、公正な競争が確保されるのか、不安が残るためです。
97年9月に入ると、NTTは第一種の国際子会社を別途、設立しました。
当面施設ベースの国際通信はやりませんから第一種会社は必要ありません。
しかし、インターネットFAXなどを扱っている中国やAT&Tなどと協力して米中間を結ぶ通信用海底ケーブルを敷設する計画があります。