揺らぐ野菜の栄養素 2
女子栄養大学の調査でも、
「ホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜についてビタミンCの含有量を調べたら、『四訂』よりおおむね2、3割少なかった」
・・・と報告されています。
ただし、すべての野菜の栄養価が下がったわけではありません。
キャベツやピーマンなどは、ハウス栽培のほうが露地栽培よりビタミンCの含有量が多いですし、栽培方法や品種改良で栄養成分が増えるということもありえます。
参考までに述べておくと、「露地」とは自然条件のもとで栽培、「ハウス」はプラスチックフィルムで作った建物の中で栽培したものであり、『四訂』では、露地・ハウスの区別はありません。
また、「同じ野菜でも旬のほうが栄養がある」と言われていましたが、1年中出回るようになったいまは、それも通用しなくなりましった。
しかも輸入ものの栄養成分はわかりません。
野菜が多種多様に出回るにつれて、栄養成分も揺れ動いているのが現状です。