湘南を観察・・・おぎ・すすき2
毛糸の手袋をしたオギと、細い指を自慢するために薄い絹の手袋をしたススキは、並んで手まねきしていると区別がつくが、気にしないと、両種ともススキになってしまう。
それほどよく似ているが、オギは湿地に多く、種子にノギがなく、ススキは乾地を好み、種子には、くの字に曲がったノギがあるので、そのつもりで見ると区別できるようになる。
慣れてくると、感じのちがいで識別するようになる。暖かそうなオギと、冷たくさびしいススキ。
冬の日だまりが似合うオギと、秋の月が似合うススキ。
色つやでは、羊毛と化繊の感じである。
片っぱしから物の名を覚えるよりも、遊びながら覚える方がしっかりした知識になるし、再会の喜びが一層大きくなるにちがいない。
湘南地方のススキの仲間は、他にカリヤスモドキの記録がある。