湘南を観察・・・いそぎく2
岩の割れ目から、垂れ下がるように曲がって伸びた茎には、濃緑色の葉が密についている。
群生することが多いから、茎の下部の葉は枯れ、巻き上がって、ひものようになっている。
葉は、形も独特だが、裏がえした時の白さは、目がさめるほどの白である。
イソギクは、湘南から伊豆にかけての、海岸付近にだけ分布するキクで、他の地域や山地では見ることがない。
湘南地方のキク属は、イソギクとリュウノウギクの二種で、ともに種子に冠毛がなく、葉裏に白毛が密集している共通点があるが、花の形がまるでちがうし、生育環境も全く異なっている。